滞在方法を決める

カナダでの留学生活のベースとなる住まい。落ち着いて安心して生活ができる住まいを探すのはとても大切です。ホームステイ、貸し部屋、シェアハウスや独り暮らしなど、自分スタイルのカナダ生活で心身ともリラックスできる家を探しましょう。

カナダに留学する学生の住まいは大きくわけて5つ

メリット デメリット
ホームステイ

$900~$950/月

・言葉以外の文化や習慣も学べる。
・食事や掃除、洗濯などの面倒をみてくれる。
・1週間単位で申し込める場合が多く、短期でも滞在可能。
・受け入れ先のペースに合わせた共同生活になる。
・通学に時間がかかることも多い。
貸し部屋

$600~$800/月

・二世帯住宅の片方の場合が多いのでプライバシーが保てる。
・光熱費やインターネットが含まれている。
・ホームステイや一人暮らしと比べると、断然安価。
・鍵付きのプライベートルームなので一人暮らし気分。
・キッチンとバスルームをシェアメート(2~3人)と共同。
・人気のエリアや、人気の貸し部屋は空かない。
シェアハウス

$600~$800/月

・一軒家で学生同士の共同生活なので気分が楽。
・通学時間が短いケースが多い。
・学生同士の共同生活なので決まりなどがなくトラブルになることもある。
・相部屋の場合は自分だけの時間や空間を確保しにくい。
一軒家を又貸ししているところも多い。住宅保険や火災保険などの対象外の場合もある。
アパート/コンドミニアム

(シェア)

$600~$800/月

・学生同士の共同生活なので気分が楽。
・通学時間が短いケースが多い。
・学生同士の共同生活なので決まりなどがなくトラブルになることもある。
・相部屋の場合は自分だけの時間や空間を確保しにくい。
アパート/コンドミニアム

(独り暮らし)

$1,500~$2,000/月

・自分だけの時間や空間を確保できる。
・地元社会の様子をのぞくよいチャンス。
・部屋探しや手続きが面倒。
・部屋代のほか、食費や光熱費など出費が多い。
・短期滞在だと申し込みを受け付けてくれないことも。

カナダはシェアが一般的

カナダと日本の暮らしで大きな違いが出るのが住宅事情です。

大都市では賃貸数が少ないことと、家賃をシェアできることから、専用の個室(ベッドルーム)とは別に、リビング、キッチン、シャワー(浴室)、トイレを共同で利用するスタイルが留学生やシングル(未婚者)の間では一般的です。共同住宅ならではの「共有」と「交流」を楽しめるのみ魅力でカナダでは一般的に認知されています。

「貸し部屋」として貸し出されている物件の多くは二世帯住宅で、家主(オーナー家族)とは別に専用玄関が設けられ、プライバシーを保ちながらシェアメート2~3人で住みます。

 

一軒家を丸々8~12人でシェアする「シェアハウス」があります。

賃貸アパートやコンドミニアムに比べ初期費用・毎月の費用を抑えてリーズナブルな価格で住めるところも大きな魅力のひとつ。

重要なポイントは『エリア』!

どのような環境で暮らすのかによって留学生活も大きく変わってきます。家賃が安いからだけで決めるのは危険です。

「住まい」を探すときは、施設そのものも大事ですが、周辺の環境チェックも忘れないようにしましょう。歩いて行かれる場所にスーパーがあるかとか、公共交通へのアクセスなどのポイントをチェックしてください。そのためには、最初から長期契約をせずに3か月ほどの契約が良いでしょう。

入居の際の契約書も重要なポイント!

住居でトラブルに巻き込まれないよう入居前にしっかり書面で契約を交わそう。契約書がない場合は、たとえ気に入っても他の物件を探してみよう。

カナダでホームステイ

ホームステイとは

カナダの場合、学校が手配する滞在先はホームステイであることが一般的。初めて留学する人なら、英語や現地事情、生活習慣などに慣れるまでは、ホームステイすることがおすすめだ。ホームステイはカナダの一般家庭に居住し、住居から食事までお世話になる方法で、その歴史は古い。単に部屋を借りる間借りよりも、家族の一員として滞在する要素が強い。寝起きの時間、食事の時間や内容は、その家族に合わせて生活する姿勢が必要だ。一人で部屋にこもることはなるべく避け、家族が家にいる時間は馴染むようにした方がお互いに気持ち良く生活できるだろう。

家庭の状況はさまざま

どんな家庭にお世話になるか、それはさまざまだ。小さな子供がいる家庭、若いカップルの家庭、子供たちはみんな独立したシニアの夫婦の家庭。そして、最近多いのがシングルマザーの家庭だ。子供の相手が苦手だったり、ペットを飼っている家はちょっと、と思う人はお世話になる家庭が決まる前に、学校にしっかり伝えよう。しかし、どんな家族構成でも各家庭にはそれぞれの生活スタイルというものがあるので、これまで自分が育った家庭と同じようにはいかないことは覚悟しておこう。

ほとんどは個室を提供される

ホームステイでは部屋の大きさに大小はあるものの、たいていの場合は個室が提供される。そして部屋にはベッドと机が備え付けられているケースが多い。部屋以外の場所はすべて家族との共有スペースだ。留学生を複数お世話している家庭では、場合によってはルームメイトが一緒かもしれない。また、同じ年頃の子供がいる家庭では同性の子供と一緒の場合もある。

料金は地域や学校によって違う

料金は地域や学校によって異なるが、1ヵ月$650~860(61,489円~81,356円)が相場。食事は通常朝夕2食を家族ととり、サンドイッチやフルーツなどをパックランチとして持たせてくれる3食付きも多い。料金が含まれているとはいっても、深夜まで部屋の電気をつけっぱなしにすることは御法度。カナダの人に限らず外国では、省エネや質素な生活を心がけていることが多い。シャワーも手短かに済ませたい。

部屋にあるもの(例)

机と椅子
ベッドと寝具(シーツ・毛布・枕)
洋服ダンス又は、クローゼット

カナダのアパートや一軒家をシェア

シェアは一般的な住まい方

ひとりで借りるよりもはるかに安上がり。地域によっては、日本人やカナダ人とは限らずほかの国から来た留学生の仲間たちとのシェアになることもある。共同生活に慣れていない日本人は、他人と一緒に生活するなんて、と不安にもなるが、西洋社会では基本的にそれぞれのプライバシーを尊重するので、思ったよりさっぱりしたもの。何より英語の勉強にもなる。

貸し部屋 ・・・一軒家

一軒家のベースメントや1階部分にある2ベッドルームや3ベッドルームを各自1部屋を借ります。二世帯住宅が多いカナダでは、リビングやキッチン、バスルームはルームメートでシェアします。二世帯住宅の片方には物件オーナーが住んでいる場合は、管理が行き届いていることが多く安心して暮らせると思います。

シェアハウス ・・・一軒家

一軒家を丸々貸し出していることが多いです。一軒家には8~10部屋のベッドルームがありますが、バスルームは2~3箇所あります。男女混合で多国籍に貸し出していたり、女性専用にしているシェアハウスもあります。シェアハウスを選ぶポイントは、衛生面などしっかりとしたハウスルールがあり遵守されているかを見極めよう。また、シェアハウスは火災保険に加入できないケースも多いため、安心して暮らすためにも保険証書のコピーを入手して内容を事前に確認しましょう。

シェア・・・アパート/コンドミニアム

アパートやコンドミニアムの場合は、1ベッドルームや2ベッドルームを何人かで共同で借りシェアします。1ベッドルームの場合はベッドルームとリビングをそれぞれの寝室として使い2人でシェアしたり、デンと呼ばれる小部屋がある物件では3人でシェアします。

カナダでアパートやコンドミニアムに独り暮らし

上階ほど家賃も高い

アパート暮らしってどんな生活

留学してある程度時間が経つと、何となく「自由」な感じのアパート暮らしに憧れるようになる。長めの留学を予定している人なら、現地の生活に慣れたところで、アパート探しを始めてみてもいい。アパート(Apartment)は通常数階建ての集合住宅で、地階もある。建物の入口はほとんどがオートロックで、建物内にはカギを持った住人しか入れないようになっている。同じ建物でも、通常地下と地上階では家賃が違う。都会の高層アパートなどでは、見える景色のよさでかなり値段が違ってくる。見晴らしも値段のうちということだ。大都会の地下の部屋は安いが、治安上おすすめしない。

どんなに狭くてもリビングとキッチンは別

カナダではいわゆるワンルームマンションのようなアパートは少ない。部屋は基本的にベッドルームとリビングルーム、キッチン、バスルームがセットになっている。バスルームとはトイレと浴室のことだ。3ベッドルーム以上になると、バスルームも複数存在することがある。日本と比べて比較的ゆったりした造りで、デッキ(ベランダ)や暖炉が付いていることもある。キッチンのストーブ(料理用コンロ)やオーブン、食器洗い機はアパートに備え付けられていることが多く、冷蔵庫も備え付けのことが多いので、自分で用意する必要はない。洗濯機・乾燥機は室内に備え付けのこともあるが、アパートの建物内に有料コインランドリーが設置されている場合も多い。

家具付きを選ぶほうが経済的

アパートには家具付き(Furnished)と家具なし(Unfurnished)があるが、短期で滞在するには家具付きが便利。また、前の住人が使っていた家具を有料で引き継ぐ(TakeOver)場合もある。もちろんこれは義務ではないので、必要でなければ断ってもよい。退去時には、引越先に持っていってもよいし、次の入居者にTake Overしてもらうか、ガレージセールなどで売り払うこともある。家賃以外の経費としては、入居前に家主に預けるダメージデポジット(D.D.)、光熱費(Utilities)がある。その他、禁煙(NS)、ペット禁止(NP)、パーティ禁止(No Party)などが入居条件として科されることがある。自分のライフスタイルに合った物件を探す有効な情報として使おう。

地下の部屋

地下といっても実際は上部に窓のある半地下が多い。地方都市だと多少暗いことをがまんすれば、安上がりで経済的だが、バンクーバー、トロントなどの大都会では低層階を狙った空き巣やレイプ事件があるので、おすすめしない。

一般的に付いている家具

家具付きの物件には、ベッド、たんす、机、イス、照明、ソファなどが付いていることが多い。とりあえず、スーツケースひとつで入居しても最低限の生活ができるような家具が備え付けられている。ときには電子レンジやテレビが含まれることも。何が付いていなくてはならないというような法律があるわけではなく、各物件により異なるので入居前に確認しよう。また、部屋を見に行くときには、前の住人がまだ住んでいることも多く、その人の家具や持ち物も混在しているので、どの家具が残るのかはしっかりと確認しよう。

光熱費

セントラルヒーティングの国カナダでは、光熱費は、冬季はかなりの料金になる地域もあるので注意が必要。実際の冬の光熱費の料金請求書を見せてもらえば目安になるだろう。家賃に光熱費がすべて含まれているところや、まったく別になっているところ、水道代は含まれるがその他は含まれない、などいろいろなパターンがあるので、契約の前に確認しよう。